ph、ORP、水分の管理

水処理に欠かせないpH調整


多くの水中生物、農作物にとって望ましいpHは5.8~8.6といわれ、排水基準値もこの値を採用しています。
pHは植物の生長に必要な肥料の効き方に大きく関係しています。
水耕栽培では容易にpHが変化するので細かなpH調整が重要となってきます。

ORPについて


ORP(酸化-還元電位)は溶液の酸化性、あるいは還元性を示す指標であり、pH測定とよく似た方法で測定されます。
ORPは、水中での酸化性物質(溶存酸素や、消毒に用いられる次亜塩素酸ナトリウム、3価の鉄イオンなど)と、還元性物質(2価の鉄イオン、硫化物、有機物など)の物質量のバランスで決まります。
プラスの数値が高いほど「酸化力の強い」水、マイナスの数値が大きいほど「還元力が強い」水であるといえます。

水分量


水分は作物が正常に生育するために必要不可欠です。
表面の土壌が乾燥しているかどうかはある程度は色で判断できますが、表面が乾いていてもその下には水が十分にあることがあります。 また、葉がしおれてくれば水が足りないと推察できますが、葉がしおれてきたときには作物にとって取り返しがつかない状態になっている場合もあります。
このように、土の中は見えないので、水が十分足りているかどうかを見た目で判断することは難しい場合が多いです。
土壌の誘電特性を測定することで土壌水分量を測定するセンサーを使います。

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